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雨の降る前日や台風の前に、体調不良を訴える患者さまが増えます。ほとんど女性の患者さまです。
昔から天気の悪くなる前に不定愁訴を訴えられたり、古傷が痛んだりすると言われています。更年期障害の方もこの傾向に有ります。
東洋医学的には湿気が悪いなどと言われていますが、ちょっと疑問を感じます。
私は気圧が大きく関係しているのではと思います。
天気が悪い→気圧が下がる→血圧変化→血流・自律神経・ホルモン分泌の変化
これだと医学的に説明が付きます。
※「気象変動が健常者血圧に与える影響についての検討」
横浜市立大学・杤久保先生 他。
2005年9月 第28回日本高血圧学会にて発表。
また、天気の悪い日が続くと、初診の患者さまの中には腰や膝に鎮痛目的で湿布を貼っているかたが多くいらっしゃいます。その日だけなら良いのですが、ずっと手放せないという患者さまもいらっしゃいます。
消炎鎮痛剤はNSAIDsといって化学構造的にステロイド骨格をもたない抗炎症薬の総称です。
痛みに対しては効果があるので、気軽に長期に渡り使ってしまいがちですが、血流低下作用があり、長期使用した場合、交感神経緊張状態になり血流障害をおこす可能性が有ります。胃潰瘍の可能性も有ります。
炎症時に生成されるプロスタグランジン類は生体にとって疼痛物質ですが、血管拡張作用、胃の粘膜保護、免疫機能の引き金作用というものもあります。NSAIDsはこのプロスタグランジンの生成を阻害して鎮痛します。
コリや痛みは血流を改善しないと良くならないのに、これらの湿布を長期連用すると、痛みは取れるが治癒しないということになってしまいます。
特に痛い時には便利な湿布ですが、長期連用は控えて下さい。
特に刺鍼後は鍼の効果を打ち消してしまいます。
消炎鎮痛剤
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