めまいの最近のブログ記事

めまいの続報

以前にアミノ酸とめまいに関してのブログを書きましたが、今回関連する論文が見つかりご紹介します。

JST COPYRIGHT
整理番号:08A0796790
和文標題:めまい疾患における血清アミノ酸値の検討
著者名:清水直樹, 山中敏彰, 澤井八千代, 村井孝行, 細井裕司 (奈良県医大 医 耳鼻咽喉科), 藤田信哉 (県立奈良病院 耳鼻咽喉科)
資料名:頭頸部自律神経 JST資料番号:L6725A
巻号ページ(発行年月日):Vol.22, Page37-39 (2008.06 ) 写図表参:写図3, 参7
資料種別:会議録(C) 記事区分:短報(a2)
発行国:日本(JPN) 言語:日本語(JA)
抄録:血清アミノ酸とめまい疾患との関連性について検討した。奈良県立医大耳鼻咽喉科めまい・平衡外来を受診しためまい症例のうち,高速液体クロマトグラフィー法にて血清アミノ酸分析を施行した110例(男性28例,女性82例,平均年齢53.5歳)を対象とした。その結果,血清グルタミン酸濃度の上昇を示したのは25例(22.7%)であり,アスパラギン酸濃度の上昇は16例(14.5%)に認められた。一方グリシンの以上は4例(3.6%)のみで,GABAの上昇した例はみられなかった。めまいの性状を回転性と非回転性に分け比較すると,回転性めまいを訴えた症例は81例,非回転性めまいを訴えた症例は29例で,グルタミン酸濃度とアスパラギン酸濃度の異常率は,ともに回転性めまいを訴える患者で多く認められた。
分類コード:GQ03000X (616.211/.218)
シソーラス用語:ヒト, *めまい, 血清中濃度, アミノ酸/血液分析(BL), 高速液体クロマトグラフィー, 血液化学検査, 脂肪族アミン, 脂肪族カルボン酸, ジカルボン酸, 第一アミン, アミノカルボン酸
物質索引:グルタミン酸 (J9.171E, 56-86-0)/血液分析(BL), アスパラギン酸 (J9.169C, 56-84-8)/血液分析(BL), グリシン (J1.163K, 56-40-6)/血液分析(BL), GABA (J1.375G, 56-12-2)/血液分析(BL)

前回は私や知り合いがアミノ酸入りスポーツドリンクを飲み過ぎてめまいが起ったため、経験的にめまいの原因をスポーツドリンクだと推定していましたが、今回血中のアミノ酸濃度とめまいの関係が科学的に証明された論文を見つけました。

私の中ではやはり間違い無かったのだと確信を持てました。これからのめまい治療に自信を持ってアドバイスできそうです。

自律神経失調

人は加齢に伴い体の多くの部位で、安静時の交感神経活動が亢進すると考えられています。ノルアドレナリンは交感神経の神経伝達物質の一つで、その血中濃度は交感神経の働きに相関しています。その血中ノルアドレナリン濃度の増加が加齢とともに認められ、あわせて筋交感神経活動頻度の増加が測定されています。この増加は老化により肺での酸素交換が障害されて、血液中の酸素分圧が低下したり、内臓脂肪が増えてそこから放出されるレプチンによって起こるなどが考えられています。

しかしそれらが正常でも、心臓や血管の反応性が悪くなることにより、交感神経過剰状態になっている可能性があります。たとえばその一症状として、急に立ち上がった時に血圧を保とうとして交感神経が作用しますが、それがうまく働かないために一過性低血圧発作なります。これを避けようとして笛吹けど踊らない臓器を激励するがごとく普段から交感神経が過剰に働いているのです。

このような加齢による臓器機能の低下は安静時において自律神経が補っていますが、それ故に環境変化に対応する自律神経能力が低下傾向にあり、色々な不定愁訴が顕在化します。交感神経が過度に緊張すると白血球のバランスが崩れて免疫力が低下し、様々な病気の原因になります。体の各所で血流が悪くなり、疲れ、だるさ、冷え、めまい、耳鳴りなどの原因になり、全身の機能を低下させます。更年期と言われる時期も、自律神経やホルモンに対し、て、反応性の悪くなった体と折り合いをつける時期であるとお考えください。老化は誰もが通り抜けねばならないトンネルですが、できるだけ不快感を抑えて楽に折り合いをつける手助けをする事が鍼灸の役目であると考えています。

更年期障害

症状
 
更年期の症状の現れ方はさまざまで、更年期症状は、
閉経が近づくにつれてホルモンの濃度が変動するために起こると考えられています。
 
更年期の症状として、ほてりやのぼせといった症状は
ホットフラッシュとも呼ばれ、女性の4分の3が経験します。
こうした症状は1年以上にわたって出る人が多く、半数近くの女性では5年以上続きます。
 
ほてりの原因はよくわかっていませんが、
ホルモン濃度の変動に関係があり、
皮膚の表面に近い血管が拡張するために起こると考えられています。
血管が拡張すると血流が増えるため、特に顔や首などで、
皮膚の赤みが増して温かく感じられます(熱感、ほてり)。
大量に汗をかく人もいます。
ほてりは30秒から5分程度続き、ほてりの後に悪寒を感じることもあります。
 

閉経期の前後にみられる症状としてはこのほか、
気分の変動、うつ、刺激に対する過敏性、不安、神経質、
不眠、集中力低下、頭痛、疲労などがあります。
これらの症状はエストロゲン濃度の低下と関連している可能性がありますが、
正確な関係は明らかになっていません。
ほてりによる寝汗が睡眠を妨げ、睡眠不足が原因で疲れたり、
いらだちやすくなることがあります。
睡眠障害はほてりがない女性にもよくみられます。
 
めまいがしたり、しびれを感じることもあります。
心臓の拍動が強く、あるいは速く感じられること(動悸[どうき])もあります。
更年期に体重が増えたり、閉経後もさらに増え続けることがありますが、
これはホルモン濃度の変化によるものではなく、通常の加齢に伴う現象の1つです。
 

更年期のさまざまな症状は不快なものですが、
その多くは閉経以降は頻度も強さも低下していきます。
(メルクマニュアルより)
 
更年期をうまく乗り切る手段として鍼灸は最も適切な手段です。
 
更年期障害の鍼治療は、自律神経の調整を主な目的に行います。
特に交感神経過緊張を緩める治療です。
自覚があるなしにかかわらず、頚椎から胸椎の脊柱に異常や圧痛が見られることが多く、
(交感神経は胸腰椎、副交感神経は中脳・延髄・仙髄)
背中のツボ(背骨の両脇)に刺鍼することで
緊張した交感神経の安定を求めます。
 
直後効果も大きく、自覚症状の軽減が見られます。

めまい

以前ゴルフに熱中していた頃、月曜日になるとめまいがしていました。いつも2~3日すると治るので日曜のラウンドで疲れているからかと気にしていませんでしたが、それが何週も続くとさすがにこれって何?と考えるようになりました。
 
月曜病?
ストレス?
 
よくよく考えてみると以前安物の中華料理を食べた時のめまいと似ていると感じました。それはチャイニーズレストラン症候群といって、体質によってある種のアミノ酸に過剰反応した結果でした。料理に化学調味料を大量に使っていたからです。
 
顔面の圧迫感、胸痛、全身の灼熱感が生じ不安感も多くの人で起こります。どの程度の量で症状が起きるかにはかなり個人差があります。
 
その時はアミノ酸入りのスポーツドリンクが発売された当初で、いつもゴルフラウンド中にそれを2~3本飲んでいました。飲んでいた銘柄を変えるとめまいが起らなくなりました。めまいの犯人はアミノ酸だったのです。
 
その後スポーツをやっている患者さまでめまいが起ると聞くと、アミノ酸入りスポーツドリンクを飲んでいないか質問します。一日4本飲んでいためまいの患者さまが、飲むのを中止したら治ったということを聞き、食品と言えど安易な摂取は禁物と自戒しています。

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